人見知り司法試験合格者 読解くん(ヨミトくん)のアウトプット

カテゴリ: 読書


人にとって、幸せとは何だろう?

将来について、不安はない?

働かずに生きていきたいと思ったことはない?

幸せが何かわからないですよね。
寝てるときは幸せかなーってくらいですかねー。

個人の幸せの形。

幸せとは何だろう?
社会的成功?

これは多分違うと断言できますね。

お金や名誉を手に入れることが幸せだと感じる人もいるし。
幸せな家庭を築くことに幸せを感じる人もいる。
ゲームをすることが幸せと感じる人もいる。
幸せは、人によって違う。

社会的成功にとらわれてはいけないですよね。

自分はどう生きていきたいのか?
目的から逆算して考えてみるといいです。

お金が欲しいのか?
自由な時間が欲しいのか?



『年収90万円でハッピーライフ』の著者である大原扁理さんは、週休5日の年収90万円で、東京の郊外に住んでいたそう。

東京で年収90万円?!
無理でしょ・・・


いや、可能なんです。
というか、これを証明したのが、大原さんです。

大原さんの目標は、「嫌なことはしたくない」

「好きなことをして生きたい」ってのは結構聞いたことあります。
でも、大原さんは、逆に、嫌いなことをしたくないだったんです。

言ってることは同じような気もしますが、要は、考え方の違いですね。

嫌なこととは、やりたくない仕事、長時間労働、自由な時間がない、といったことです。

だから、どうすれば、嫌なことを減らせるかを考えたんです。

大原さんの結論は、物欲を減らす、生活費を下げるでした。

これは優先順位の話なんですね。

自分にとって、お金と時間をどちらを優先順位が高いのか。

大原さんの場合は、極端ですが、自分の時間を優先したんです。

大原さんにとっては、自由が大事であり、大原さん自身、1人が好きで、世間体を気にしない楽観的なタイプだったんです。

そして、大原さんにとって重要なのは、好きなことで生きていくことではなかったんです

重要なのは、嫌なことで死なないことなんです。

じゃぁどうすれば、年収90万円で生きていけるのか。

結構は地方ならいけるだろうけど、都内では無理じゃね?って感じですよね。
でも冷静に考えると、結構いけそうです。

衣食住でいえば、服は、現代においては、安く手に入ります。ユニクロは素晴らしいと再認識しますね。

食費は、1か月で1万円です。

基本的には、玄米、みそ汁、漬物、その他おかず1品だそうです。

その他にも色々と料理するようだが、やはり少食なんだそうです。

少食は、体調管理という面では、効果的です。
食べ過ぎると、体調を崩してしまいますよね。
少食であることは、食費や健康という点で、ベストといえます。

大原さんが住んでいた場所は、東京の郊外、家賃2.8万円、共益1500円の風呂トイレ付の5畳1R。

そして、水道光熱費、Wi-Fiで、月1万5000円程度

加えて、その他の出費で、月1~2万円

合計すると、月6~7万円の出費です。

年収90万円だとすると、月収は7.5万円なので、しっかり1か月生活することができています。

結構いけるもんですね、年収90万円で。

ただ、納税や年金はどうしているのか?

税金については、年収90万円ぐらいだと、行政から無視されるそうです!


マジかよ!
無視すんのかよ。


年金については、申請により免除されているんだそうです。
こういう情報は、ちゃんと面倒くさがらずに収集しといて方がいいですね。

もちろん、本書が売れたことにより、収入が増えたため、その後にしっかり納税はしているそうです。

週休5日だと、休みの日は一体何をしているのか?

無料のものを利用しまくる。

図書館にいって読書を楽しんだり、公園でのんびりしたり、散歩したり。

都会で、こんな遊びをしている人は、あまりいないですね・・・
でも、よくよく考えてみると、確かに、我々は本当に自分が望んだものに時間とお金を費やしていますかね?
本当は行きたくない飲み会に行って、時間とお金を無駄にしてるんじゃないか、と言われると、沈黙してしまいます・・・・

執筆業も増えているらしいです。

大原さんは、読書家であり、様々なジャンルを読み、沢山の文章に触れているからか、著者の書く文章は、非常に面白いんです。

生活に不安はないのか疑問になるが、一応、貯金はあるので、不安はないようです。

貯金がないと、人は不安になり、日常のパフォーマンスに影響が出ますよね。

人は、貯金によって、精神が安定します。




企業に雇用され、収入を安定させ、さらに収入が増えるように頑張る、といった生き方も間違いではありません。

しかし、今は、ネットのおかげで選択肢が広がってきています。

低い生活費で、自分の好きなことを発信して生きる、という生き方は、選択肢として確立しつつあります。

ネットで発信するメリットが多いです。

フィードバックをもらえる。

価値観が近い人とつながれる。

お金を稼げる。

本気でやれば、半年から1年ぐらいで、月5万円ぐらい稼げるようになる。

世間体を気にしなければ、向いている生活ですね。

昔はできませんでした。

好きなこと、得意なことを発信してお金を稼げる現代に生きることは幸福ですよね。

この生き方が正解で最強、というわけではないですが、大事なのは、選択肢を多く持てるということです。

昔は、限られた選択肢しかなく、それが失敗したり、向いていないとなると、どうしようもなかったんです。

だからこそ、プレッシャーも強かったんですよね。

今は、違います。

選択肢があるということが、精神的な安定をもたらし、パフォーマンスの質を向上させます。

結論として言いたいことは、頑張ることはいいことだが、「頑張らなきゃ」と自分に嘘をついて無理をする必要はない、ということです。

自分の人生を幸せにするかどうかを決めるのは、他人の評価ではなく、自分次第ですね。
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今回は、あのイーロン・マスクの盟友「ピーター・ディアマンテ」&「スティーブン・コトラー」著の「2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ 」について、読み解いていきたいと思います。

色々驚くべき進化が、近い将来やってくるのですが、今回はとりあえず「交通の未来」を中心に、書いてみます。

OIP

これからの10年間は、おそらくみなさんの想像以上のことが次々とおこります。

 【目次】
1 テクノロジーの融合が、イノベーションを加速させる
 ⑴ これからの10年の「加速」は、これまでの10年の「加速」とは比べ物にならない。
  イノベーションの融合が、加速をもたらす。
2 交通の破壊
 ⑴ 車を所有しなくなる
 ⑵ 自動運転車のシェア

 ⑶ 空飛ぶ車の実現
 ⑷ 常識を超えた超高速移動手段の一般化
 
⑸ 「移動」が消滅する


1 テクノロジーの融合が、イノベーションを加速させる。

⑴ これからの10年の「加速」は、これまでの10年の「加速」とは比べ物にならない。

  過去10年間のテクノロジーの進化は驚くべきものがあった。

  スマートフォンの普及が顕著であるし、siriやアレクサなどのバーチャルアシスタントの登場も、この10年間に起こっている。

  これからの10年間はどうなるか?

  さらに目まぐるしく状況が変わっていく。

  ぼっとしていたら置いて行かれる。

⑵ イノベーションの融合が、加速をもたらす。

  現在、加速度的に進化しているテクノロジーがいくつかある。

  量子コンピュータ、人工知能(AI)、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、ブロックチェーン、3Dプリンティング、材料科学、ロボティクス等だ。

  これらのテクノロジーの進化は、今までのテクノロジーの進化の速度と比べると、ものすごい速1 テクノロジーの融合が、イノベーションを加速させる。

これからの10年のテクノロジーの「加速」は、これまでの10年の「加速」とは比べ物にならないらしいです。

どういうこと?って感じですよね。

 現在、量子コンピュータ、人工知能(AI)、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、ブロックチェーン、3Dプリンティング、材料科学、ロボティクス等のテクノロジーが話題になっていますが、これらのテクノロジーの進化は、今までのテクノロジーの進化の速度と比べると、ものすごい速さでの進化ってのは、何となく、話題になってるから分かりますよね。

  これらのテクノロジーだけでも強力なイノベーションといえるんですが、これらが融合することにより、さらに破壊的イノベーションを起こすらしいです。

 これらのテクノロジーが単体で進化するのではなく、掛け合わさることによって、爆発的な進歩を生み出すってことですね。

 上に挙げた量子コンピュータとかでさえも、はっきりと理解していないのに、これから更に訳がわからないことになるってことです。

 ぼっとしてたら置いてかれるぜっという、全力少年的な感じで我々に注意を促すのが本書ですね。

2 交通の破壊

⑴ 車を所有しなくなる。

  もう何となく、そんな兆しが見えてきてますが、人は車を所有しなくなるみたいです。

  一日24時間のうち、車を運転する時間ってかなり少ないじゃないないですか。タクシー運転手さんとかドライバーの仕事をしている人を除けば。基本的には車って駐車場に停まっている状態ですよね。

  だから、もう個々人が車をそれぞれ所有するよりは、みんなでシェアしようぜっていう考えがカーシェアですよね。

  こっちの方が、圧倒的に経済的に合理性があるんです。

 ⑵ 自動運転車のシェア

   そして、いよいよ、自動運転車が出てきます。

大手自動車メーカーはもちろんのこと、アップル、グーグル、テスラ、ウーバー等の大手ハイテク企業も、自動運転車の実用化を目指し、着々と動いているみたいです。

   自動運転車が浸透すれば、人は、通勤中に、読書、睡眠、ツイート、会議だってできるようになりますし、自動運転車をシェアするようになれば、車を所有するよりも、コストは格段に安くなりますよね。

   自動運転車のシェアがもたらすのは、お金と時間の節約というわけですね。

 ⑶ 空飛ぶ車の実現

   そして、空飛ぶ車の誕生です。

   車といっても、形は、従来の車のようなものではないみたいです。

   巨大なドローンのような形をした空飛ぶ車をウーバーが開発中だそうです。

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 2023年までには、空飛ぶ車のライドシェアを事業化すると、ウーバーは言っているみたいです。

 予想以上に早いですよね。

 もう2年後とかですよ。日本では全然話題になっていないですが、もう空飛ぶ車はそこまで来ています。

⑷ 常識を超えた超高速移動手段の一般化

   リニアモーターカーよりも速い、時速1200キロで走行する「ハイパーループ」が実用化に向かっています。

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   最高速度1200キロって、もうよく分かりませんね。ピンと来ない・・・

   分かりやすくいうと、現在2時間半かかっている東京—大阪間の移動が、30分程度になるみたいです。

   今の状況を見て、こんなのいつ実現するだよ、って思いますが、まだまだ進化は止まりません。

   イーロン・マスクは、宇宙飛行船スターシップを、地球上の移動手段として実用化させるつもりなんです。

   ハイパーループもイーロン・マスクの考案ですが、宇宙に飛ばすロケットを地球で飛ばすつもりなんです。

   どんだけせっかちなんだよ、って感じですよね。

   この宇宙ロケット「スターシップ」の時速は2万8000キロです。もう逆に驚かないですよね。

   分かりやすくいうと、ニューヨークー上海間の移動が39分になるんですが、分かりやすくなってる気がしません。

   イーロン・マスクは、技術自体は2023年までに実現可能、としています。ホンマかいな。

 ⑸ 「移動」が消滅する

   今まで書いたのは、いかに移動時間を短縮するか、ですが、そもそも移動が必要がなくなるかもしれません。

   自分の代わりとなるアバターが現れます。

   バーチャルの世界に自分のアバターを置けば、自分の動きと連動して、そのアバターが動きます。

   バーチャルの世界にみんなが集まれば、そこで会議も講演もできるってわけです。

   もう、外出の支度をして電車に乗って、会社や講演会場にいく必要がなくなるわけです。

   リモートワークのおかげで、これは何となくまだ理解できる気がしますね。

   さらに、ロボットタイプのアバターもあります。

   世界中にあるアバターロボットと、自分の五感を同期すれば、自宅にいながら、密林の奥深くを冒険することができる、というわけです。

   このロボットアバターの開発に、日本のANAが12億円弱を拠出しているようです。

   あのANAがです。

   ANAも、この市場には需要があると考えているんでしょうか。

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