凄惨な事件は、なぜ起きるのか。

 

残忍な殺人鬼の根源や思考はどうなっているのか。

 

様々な研究や検証がされ、ネットやテレビで取り上げられていますね。

 

怖いけど、興味がある。

 

サイコパスってのも、もうみんなが知っているワードになっていますね。

 

常人には理解できない、彼らの思考に触れていきたいと思います。

 

【目次】

1.性的サディズムと深い関係がある

2.酒鬼薔薇事件と宮崎勤事件

3.ファンタジーが快楽殺人を生む

 

 

1.性的サディズムと深い関係がある

 

世の中には、殺人を行うことで快楽や性的興奮を覚える人がいます。

 

怖いな~。

なかなか理解し難い嗜好を持っている人たちですね~。

 

この快楽を求めて行われる殺人を快楽殺人と呼びます。

金銭などを目的とした利欲殺人や、憎悪や嫉妬などの怨恨殺人と異なり、一度では満足せず、長期間に渡り、何度も繰り返されるのが普通です。

 

通常は、殺害は手段で、別途、目的があるんだと思いますが、快楽殺人は、殺人行為自体が目的ですもんね。

 

快楽殺人は、性的サディズムと強い関係があると考えられています。

 

「性的」も「サディズム」も、どっちも発言するときはちょっと気を遣うワードですね。

 

性的サディズムは性的嗜好の1つで、それ自体は犯罪ではなく、同好の士は多数います。

通常は暴力ポルノや暴力映画などを見て満足しますが、稀にそれでは快感を得られない人がどんどんエスカレートしていって、殺人に至るのです。

 

また、犯人の多くは幼いころから小動物の虐待や殺害をしており、小動物に飽き足らず殺人にまで至るというのが典型的なパターンです。

 

快楽殺人は、凄惨な死体損壊や性器損壊、時には食人を伴います。

 

よく映画とかでこういう殺人鬼がいますよね~

怖いもの見たさで観る人は多いんじゃないでしょうか?

結構、名作でも、こういうキャラクターが出てくるのありますよね。

「羊たちの沈黙」とか。

 

殺人に性的快感を覚えるため、解体した死体を見ながら自慰行為をすることもあるようです。

 

このレベルまで来ると、常人には理解できない域ですね・・・

 

2.酒鬼薔薇事件と宮崎勤事件

 

酒鬼薔薇事件の酒鬼薔薇聖斗も、鑑定の質問に対して、「初めて勃起したのは小学5年生で、カエルを解剖したときです。中学1年では人間を解剖して、はらわたを貪り食う自分を想像して、オナニーしました」と答えたといいます。

 

ある意味、酒鬼薔薇聖斗がこういう人間で安心する部分ありますよね。

普通の嗜好を持つ人間が、あんな凄惨な事件を起こすってなると、結構恐怖ですもんね。

 

語弊を招くかもしれませんが、異常な事件の犯人は、やはり理解し難い人であってほしい・・・。

 

そして、ついに彼は殺人を犯し、エロティシズムを体験したと考えられます。

精神科医は、それを「性的サディズム」と呼びました。

 

宮崎勤事件は、宮崎勤が強制わいせつ容疑で現行犯逮捕された後、連続幼女誘拐殺人事件へと発展します。

 

彼は幼女の死体を焼いた現場で骨に愛撫するなど、その犯行の異常性が際立っていました。

 

骨を愛撫って、怖すぎますね。

怖い話であってほしい。

フィクションあってほしい、と思うようなエピソードです。

 

公判においては「犯行は覚めないで夢の中でやった」などという発言もしています。

彼の性愛の対象は成人の女性より幼女であり、幼女より死体を愛し、さらに死体を解体したものをビデオに撮るなどして満足感を得ていたと分析する人もいました。

 

3.ファンタジーが快楽殺人を生む

 

幼児期に親の愛情に恵まれず虐待などのトラウマを体験し、思春期以降に性的空想と性的快楽が繰り返され形づくられるものを「ファンタジー」と呼びます。

 

快楽殺人は、このファンタジーな世界を現実に実現させようとした行為ということができるかもしれません。

 

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